2月下旬

「もえちり」1巻(講談社シリウス)─堂高しげる

本屋で山積みになっているのを目にしてはいたが、表紙をパッと見て「またアタマワルイ漫画がひとつ出たのか」とスルーしていたのだけど、イパンビトが持参して初めて堂高しげるの新刊であったことに気がつく。新連載が始まっていたこと自体知らなんだ…堂高でシリウスって、それだけで既にネタじゃん。妹選手権を上回るネタのやヴぁさに大爆笑。早速、帰りに購入。世間では「全日本都道府県娘選手権!!」と揶揄されているらしい。うまいこと言うなぁ。「ネギま!」目指した結果が萌えゼロのシニカルギャグ大爆発だなんて、まるで久米田康治(やや毛色が違うというか、堂高のほうがより雑魚オタ向だけど)。「もえけん」のパクリかと思いきやこっちが先っぽい。編集Oと堂高の企画力とセンスこそ、卑弥呼というか現人ネ申。でも、どうせまた掲載誌の廃刊とともに打切になるのかなぁ(それまで作品が持ちそうもないが)。
神奈川紗希が本気萎え。47名のうち「石川、茨城、岩手、香川、岐阜、熊本、高知、埼玉、佐賀、静岡、島根、栃木、福島」の13名の名前の由来がわからない。誰か教えてください。神奈川は最初分からなくて「かなKAWASAKI」で掛詞? などと思っていたら、二話で「(バイクメーカーの)カワサキ様よろしくお願いいたします」などと書かれ、族車でレディースでDQNカワサキという、あまりに情け容赦ない解釈にドン引き。世紀末都市COOL! 温厚なイパンビトに「正直、神奈川県のイメージはこんな感じです」と言われて二度ショック。確かに湘南や県西には(千葉県にも)まだ残っているけど、渋谷文化圏として帝都の次に文明の進んだカワサキヨコハマでは、私の高校時代には既にギャングやチーマーにとって変わられた*1けどなぁ。ルウムの地元、愛媛とかも別の意味でやヴぁいけど、エロい分だけウラマヤシイ。

妄想戦士ヤマモト」5巻(少年画報社アワーズ)─小野寺浩二

南雲さん白鳥さん松下サイコウ。六天灰夢クララ萌え。

こはるびより」2巻(メディアワークス・萌王)─みづきたけひと

一昨年の夏、鳥が「ひまわり幼稚園物語あいこでしょ」6巻推薦時に、一緒に本作品の1巻を大絶賛していてはめられた記憶がある。とにかくE感じにアタマワルくエロく同人臭い。二巻通して読むと、ビミョーな画力の成長具合が見て取れるのがウケル。あ゛〜家にゆいとみのりちゃん、こねーかなー。マジ雑魚いよ俺たち流石だな。

*1:サンデーで三重四日市出身の「東京番長」が連載されていた当時、世紀末都市住民はネタにしていたもの。イパンビトの地元三河では連載当時ツッパリ文化が生きていたらしいw