キモオタマリみて談義

ロサ・キネンシス・アン・プゥトン

昨日、書店に十月上旬の新刊を買い出しに行き、マリみての新刊を発見GET DA ZE! すぐに読みきって、一日(・∀・)ニヤニヤ。アンケート葉書に「前作『プレミアムブック』はお読みになりましたか?」と書いてあることに気付いて「何ソレ?」と既刊紹介を見たら「チャオ ソレッラ!」との間に新刊が出ていたようだ。超不覚orz コミックの発売日はネットでチェックしているのだが、ラノベはシラネーヨ。書店では漫画とラノベは別コーナーに置かれている*1から気付かないのだ。今日になって早速GET DA ZE! 今日も一日(・∀・)ニヤニヤ。
・「マリア様がみてる特別でないただの一日集英社・書き下ろし)─今野緒雪
「フランクフルト日本刀─おでんって銃もある?」超笑った。由乃さんも十分天然だ。「おでんはありますか」を勘違いする祐巳のほうがさらに上手だけど。いくらなんでもお電話には違和感を覚えたけど、今野緒雪は毎回さりげなく言葉遊びを織り込むので感心する。こういうのも文才のひとつなんだろう。可南子=ハリガネ、瞳子=バネというネーミングセンスもなかなかだけど「電動ドリル」のセンスには敵わない。聖さま流石だな。天邪鬼な瞳子だけど、もう祐巳さまにメロメロなのが分かる。祥子に対する想いは憧れであって、祐巳に対する想いこそが本当の恋*2なんだろう。祐巳は誰に対しても親身になって接するので瞳子が特別というわけではないけど、誰だって祐巳のことを好きになるよ。既に山百合会だけではなく、リリアン&花寺の中心人物となりつつある。姉妹一周年で祥子さまが祐巳に「妹をつくりなさい」と宣言し、いよいよ物語は目が離せない。僅かな行間から、お姉さまを溺愛する祐巳が残り半年で卒業してしまう自分への精神的依存を乗り越えるようにという、祥子さまの思い遣りを読み取ることができる。祐巳本人は意識していないけど、瞳子の深層意識や傍からみたら妹は瞳子で当確と誤解されてもおかしくないくらいの距離に詰めていると思う。可南子の差しは望み薄。現時点での妹予想。紅薔薇瞳子黄薔薇=なし(由乃諦める)。電動ドリルが祐巳の妹なんて嫌なんですけど、私は。
・「マリア様がみてる」プレミアムブック(集英社・書き下ろし)─今野緒雪ひびき玲音 with 山百合会
7/27に発売されていたらしい。装丁は同様だけど実態はアニみて第一期セルフィルムブック。よって、使用している紙質はめっさ高い。声優インタビューにひびき版コミック、容子さまと祥子の出会いの書き下ろしと、弾数は豊富で、ファンなら買い。アニメは録っただけで、アニメイトでチラッとしか観ていないのだけど、キャラデザが微妙にヘンだと思う。たまに目がキモイ。狂信者の私ですらこう思うのだから、読んだことないオタは皆、拒否反応を示す*3んじゃないだろうか。いい年こいた女声優陣がプライベートでも恥ずかしい役名で呼び合っているかと思うとキモカワイイ。ひびき御大によるシンデレラの衣装合わせの漫画は大変結構なお手前ですね。以前、コバルトに何回か書き下ろし漫画が載ったことあるそうだけど、コレはソレなのかな? 前も書いたけどマーガレット版のほうが漫画力は上だと思う。原作再現+αに物凄ーく気を使っているし、最近こなれてノッて来たので、未だに叩いている香具師のことを小一時間問い詰めたい
マリみてを読んでいると、たまーに、マジック総帥の名言「同性愛はいかんぞ、同性愛は。非生産的な…」が頭を過ぎるのだけど、こんなことうっかり口にでもしたら、左右硬軟老若男女から総スカン袋叩きに遭いそうdeathの。俺もキモイけど、萌アニの連中はもっとヤバイ。なんせ、現時点で2004年最高得点アニメ*4は「マリア様がみてる〜春〜」だからな。キーモーイーヨー、ウワーン

*1:業の深い店は別

*2:キモッ

*3:世間様視聴率1.3% アニオタ視聴率53.3%

*4:158/200点