あさりよしとおの科学漫画

やおい書店五反田店で、げんしょけんで10月に推薦予定の「辣韮の皮」2巻・3巻を購入。肝心の新刊である4巻は売切*1。GUM五十音順繋がりで、安部川キネコの隣にあさりよしとおを発見。「HAL(はいぱあ あかでみっく らぼ)」、オビには「科学啓蒙漫画」と書いてある。そういえば、以前「まんがサイエンス」を推薦した際に、氏の代表作のなかにあったような気がする。ヒロインのリカは、「まんがサイエンス」のあやめをスカトロお転婆キャラから萌えキャラに変換し、髪型をツインテからポニテに変えたような、つまり萌え。内容はマイナーオタク誌連載ということもあり、扱うテーマがマイナーかつ専門的で、しかもネタ。嘘を嘘と見抜けない人は難しい漫画(w そんなわけで、まんがサイエンスに比べるとイマイチ。
まんがサイエンスといえば、2巻の「ロケットの作り方おしえます」が最高に面白いのだけど、私としてはネットでの都市伝説「ガガーリンは地球を回っていなかった(ソ連的に初飛行で失敗は許されないので演技)」「アームストロングは月に行っていなかった(アメリカ的に月面初回ミッションで失敗は許されないので自作自演)」を信じているのでなんともいえない。どっちも二回目以降は本当だったとは思うけどさ。気になって、Amazonあさりよしとおを調べてみたところ、白泉社より2001年に「なつのロケット」という単行本が発売されているらしい。しらなんだ。これは買いでしょ。

*1:流石は五反田店。コミック売り場の神懸かった品揃えに負けないくらい客もツワモノ揃い