7月
「鉄子の旅」4巻（小学館・IKKI）─菊池直恵
横見さんサイコウ。平成大不況の今でこそ、フリーターだとかNEETだとか現代的な巧妙な言い回しがされているけど、バブル世代で就職は容易かったうえ、無職に対する世間の目も厳しかった時代に、趣味に生きる決断をした横見さんは並じゃない。
最近、お馬鹿でエロい漫画しか推薦していないので、是が非でも違うジャンルを推薦したかったのだが*1、一月2作品以上は冗談抜きで死ねるので回避。5巻ではきっと推薦*2。
「マンガ嫌韓流」（晋遊舎）─山野車輪
ネットで話題になっているからネタとして買ってみたが…(゜Д゜)ポカーン 7月追加推薦決定。とりあえず、皆嫁。ロト紋も嫌韓流も7月を逃しては推薦できないので仕方ない。秋号も死ねるなこりゃ。
「神社のススメ ボクと巫女と神職と」2巻（講談社・アフタ）─田中ユキ
神職は想像以上に過酷なお仕事のようだ。私には絶対務まらないだろう。巫女さんは正職員もバイトも萎え。これからは仏門の娘がトレンド。本作もそうだし、志摩子さんだってそうさ。瀬戸内寂聴とかは勘弁ね。
神主といえば、今世間で大注目のテーコーセーリョク代表＝綿貫さんは、運輸会社社長で代議士で旧橋本派のドンであっただけでなく、地元神社の23代目神主らしい。まさに現人神。北陸は、ラガーメンに神主に田中天皇と文字通りネ申の国だ。上越新幹線に北陸新幹線に北陸道に並行国道に、東京の税金で何でもつくっちゃうぞー。ベッカーほか富山県民が狂信的に崇める訳だ。ライオンキング*3のおかげで今ではネ申奈川だってネ申の国。自爆解散のおかげで、mixiの小泉コミュニティ登録者数が一気に三倍に増えた。皆、変人宰相の魅力に気付くのが遅すぎる。
