冬コミ2日目

「ゴッドハンドX 変態たちの言葉」(GOD HAND・同人誌)

トップ2のメイド*1が表紙。エロい。出すごとに、ブ厚く装丁も豪華になっていく一方なのは驚きだ。今回は企画モノというより通常の延長線。なんでXって付けたんだろう?

東京急行スタッフ暴露本!」(DREAM LINER・同人誌)

東急の駅バイトの暴露本。労働者に対する搾取の実態は大変しょっぱいものがある。それが東急クオリティー

「首都圏地区からのJRトクトクきっぷガイド」(YRP出版事業本部・同人誌)

既刊。「青春18きっぷ」に代表されるトクトクきっぷの解説本。以下、気になったお得なブツを紹介。ただしお得な回数券は当然、年末年始&黄金週間&お盆には使用不可なので注意。

「新幹線回数券20(普通車用)20枚綴り」

東京都内⇔大阪市内三ヶ月20枚で60,420円! のぞみ指定席も利用可!! それで片道3,000円? マジかよ。高速バスより早くて安くて快適。ネ申認定。延べ10往復分なんて、団体使用ならあっという間ですよ? 東西オフなどで共同購入検討の価値は大いにあると思う。

「ひたち回数券6枚綴り」「フレッシュひたち料金回数券(自由席・指定席)4枚綴り」

常磐線ユーザーは既に使いこなしていそうデスネ。

「都区内フリーきっぷ」

23区内にお出掛けで、一日に二箇所以上立ち寄る場合でお得になる可能性あり。三箇所なら確実。買い物とか冥土巡りとか。

「ホリデーパス」

首都圏一円土休日のみ一日限りのフリーパス。2,300円。ちょっと遠くに日帰りなら往復の切符のみを買うより安いこともザラ。

「東京フリーきっぷ」

JRのみならず、メトロ、都営地下鉄バス全線1,580円。散策時にはこちらのほうが有効か。

周遊きっぷガイド」(YRP出版事業本部・同人誌)

既刊。アプローチ券と周遊ゾーンフリー券からなる往復きっぷ。一般人には馴染みが薄いというか、自分は聞いたことが無かった。その仕組みが分かるだけでも有難いが、必読は払い戻しの必殺技。周遊きっぷを往復電車利用*2で購入しておきながら、旅先で帰りの分を払い戻すと、本州でも飛行機で帰れたり、安く帰ったり出来るらしい。伊藤家も吃驚のアレな裏技だ。

「地図と遊ぶ 新館」68巻(地図と遊ぶ編集部)

季刊の歴史あるミニコミ誌。大学のサークル母体ではなく(元はどうだかわからないが)社会人趣味人のサークル。ページ数も100ページ超と分厚く、価格も250円とリーズナブル。まさにミニコミ、同人の理念に相応しい。京成の船橋付近高架事業の記事が面白かった。当初の予定では高架では無く地下で千葉街道の下を直進し、京成船橋駅は市役所近くに移転の二面四線だったそうだ。そうすれば、総武快速線への乗客流出も抑えられるし、船橋で緩急接続も出来るし、船橋付近のとんでもないクネクネ線形が解消されて大幅スピードUPも図れたのにNE! それが東葉の累積赤字のせいで断念だって。ウケル。

鉄道その他

プラレールに被せる羽田エアポート塗装の京急たん型紙を買ったのだが、家に着く前に潰れて変形してしまったorz それからモーターマンの京急仕様という音楽CDを買ったが、全然ノリが違った。二千円返してほしい。

「国家公務員になろう その2S(B5)改」(神川村にチータの”タンバリンの歌”が鳴り響く(仮称)・同人誌)

100円だったので、タイトルで何となく購入。

「起承転結」2巻-4コマ漫画データベース2004-(4研・同人誌)

19誌解説本。1巻の2003年15誌解説本も併せて購入。4コマ誌までチエックする時間が無いので、正直助かる*3。私には、海藍や萌え系4コマのどこが良いのか分からない。

TMR第33回調査報告 くじびきマンガランス」(東京大学漫画調査班・同人誌)

11月コミティアの新刊、128ページ。巻頭企画の漫画内サークル対抗最大トーナメントに大爆笑。44サークルのうち26サークルしか知らなかった。特にレ研は激しく気になるのだが、絶版でどうにも手に入らない。レ研タイーホとCLAMP登場の展開は、コレを書きたくて企画を後付けしたとしか思えないぐらい良く出来ている。彼女たちは腐女子の未来像に相違なく、大変鬱な気分になった。ネタばかりではなく、一方で、コミティア代表逆取材は漫画評論として真剣に読ませる。凄い。コミックレビューの「焼きたて!!ジャぱん」の画像が、萌アニの画像と同じだと指摘されて驚いた。オタクの嗜好は誰しも同じってことなんだろうか。

TMR第34回調査報告 激漫の殿堂 マン・キホーテ」(東京大学漫画調査班・同人誌)

冬コミ新刊、132ページ。当然同時進行なんだろうけど、それでも夏コミ以降だけで計260ページだなんて信じられない。勉強時間どころか、私生活まで侵食されていそう。2004年ランキングは予想通りミサミサが圧倒的一位を獲得。奪還&めぐみ*4の記事とエロゲー漫画レビューに大爆笑した。高雄右京東鳩といい、佐々木少年月姫といい、プチのKanonといい、迸る汁に痺れた。もちろんネタだけど、半分くらいは本気の本音だろう。ネタばかりではなく、一方で、『ぱすてる』式マンガ実験キットは漫画評論として真剣に読ませる。凄い。実験の結果、俺は漫画読みでもなんでもない雑魚ヲタであるということがよく分かった。

「グラフSGI 2004年冬号」(六角橋救国戦線出版局・同人誌)─鶴間ヒョニル

代アニ学祭・朝鮮大学学祭の突撃レポート。興味津々、笑える。しかし、人権侵害軍の有名人四季報のバックナンバーで同じものを見た気がする。

「○学院演劇俳優科のひみつ」4巻(MHK・WORKS・同人誌)

1〜3巻も同時に購入。内部事情暴露本であり、凄まじい内容。よく、お業界*5に進みたいなら代アニではなく芸大に行ってからにしろと言われる理由がよく分かる。代アニ本と合わせて読むと大変面白い。

コミックマーケットの経済学」volume.2(Virtual LaBoratory・同人誌)─Satsuki

既刊のvolume.1と「転売屋解体新書」も購読。公務員試験*6レベルの経済学でオタク経済学を真面目に評論。評論に興味が無くともオタク文化にハマっている方全員にオススメ。経済学は、精神論を切り捨て需要と供給とマニーで判断する為、素人にとっては極論のように思えるが、勉強するとM.I.Qだけでなく論理的思考も身に付く。ビジネスマンの最低限の教養だとマジで思う。現役生は、俺のように経営学や経済学を「難しそう」「つまらなさう」「単位を取るのが大変」と敬遠することなく、履修して欲しい。

「と学会誌」14巻(と学会・同人誌)

割と有名な「トンデモ本を集めて楽しむ読書集団」。雑魚オタのヲタ文化評論とは異なり学術的であるし、実際、執筆者の平均年齢や社会的地位も高め。面白いんだけど、テンプレがやや見辛いんで、改良して欲しい。

「BUNNY BOOK」「BUNNY BOOK II」(トリッキーにさりげなく・同人誌)─あさぎこ。

「バニーガールの本」3巻(おかしや─同人誌)

前者は既刊。ホンモノバニーの仕事風景や私生活が垣間見えて楽しい。こんなにバニーが好きだというのに、知り合いに職業人としてのバニーひとりいない。エスカイヤに行く地位もマニーも無いしな。

「ヒメクラ」6巻風俗嬢面接日記(嬢区・同人誌)─可憐亜矢

4巻風俗経営者列伝、5巻箱恋も購入。風俗嬢の仕事風景や私生活、風俗経営の裏話が垣間見えて興味深い。

*1:ノノ

*2:北海道・四国・九州ゾーンに限り、片道201km以上の場合に限り、往路復路のいずれかに航空券を組み込むことが可能

*3:萌アニも、そう思って買ってくれる人が多いんだろうなあ

*4:アホ毛。つーか名前が…

*5:アニメ業界

*6:国2地上