冬コミ総評

なんとエロ同人は一冊も買っていないから驚きだ。カタログチェックもロクにせず、迷ったら買わない方針の割には一万以上遣ってしまった。サークルスペース正面のさくらちゃん本総集編が欲しかったんだが、昼には売切で買えずorz まあ、メンバーの持ち物チェックでこれは欲しいと思ったものが何冊かあったので、通販で入手した際には新刊報告したいと思う。
どこのサークルとは言わないが、いくらなんでも、A3片面コピーを折りたたんでホチキスは無いと思う。ギリギリに体裁だけ整えたのがまるわかりのうえ、内容までやっつけ仕事だし。12ページで原価30円の売価100円(買ったけど) あと、大昔のコピー本の再販(しかも手書きで訂正)のみとか。こういうなんちゃってコピー本オンリーのサークルをダミー認定してくれないと落選したサークルは浮かばれない。
また、文章系やサブカル系によくみられる、読者を無視したレイアウトは本当に我慢ならない。いくら内容が良くても、読み辛い誌面構成であるというだけで本を閉じてしまう。字間行間がワード初期設定のままだったり、字数を詰め込もうとして余白が極端に少なかったり、無造作に画像を配置したり、太字やポップ体の濫用で画面が潰れたり、10年以上前のミニコミ的ノリで飾りトーンを濫用したり、手書き切り貼りだったり…。プロの手による商業誌と比べるのはナンセンスであるが、最低限読み手の視点に対する配慮がなされたかどうかは、誰にでもすぐに判別できるものだ。このような問題は、画面構成が命である成人向ではまずあり得ないが、女性作家による一般FC的なモノでもたまに見かける。こんなつまらないことで、手に取る人が減ってしまうことは双方にとって損失であると思う。そんなわけで、私も素人ながら、テンプレ作成や校正にあたり、毎回注意し改良を加えているのだが、どうだろうか。