TAGROのフェチはサイコウ

総武線に乗ってアキバに行くことは滅多に無いのだけど、その際はデパート口を使用する確率が高い。といっても、電気街口の工事が一段落したから、もうその必要は無いんだけど。アキバデパートの三階は、鉄道・模型店を除いてコロコロ入れ替わる。どのテナントも一般人向だが、地元人は神田なり銀座なり日本橋なり上野なりに行くと思うので、潰れるのはいかんともし難い。食料品なら末広町近くのガード下にスーパーがあるし。2階の100円ショップはかなり実践向の名店なんだけどね。かといって、オタモノを扱うセンスはゼロ。「アキデパフジヤマ」を名乗って勘違い路線を目指したこともあったけど(ガンダムのヘンな店も速攻で潰れたし)いつの間にか元に戻っている。
今回はじめて立ち寄った三階の本屋で、平台にTAGROの「A LOT OF」(大都社)を発見。新刊かと思いきや7月発売なんですけど…。そんなんじゃ経営も上手くいかねーYo! おかげでこの作品に出会えたことには感謝するけどね。内容は過去の短編の選り抜き。TAGROにハマったのは「変態生理ゼミナール」単行本以来と最近のことなので、もちろん購入。複乳先生の異名は伊達じゃないフェチっぷり。テーマやオチを意識的に変化させているのもエロ漫画家としては賞賛に値する。画力も当時から完成系といえるのがCOOOOOOL! Gファンなんかで中途半端にメジャーを狙うより、やはりTAGRO先生にはエロ漫画の量産をお願いしたいところだ。
電車に乗っていて、しR束の近郊路線図が一部新ヴァージョンになっていることに気が付いた。いつもは上からシールを貼るだけ(埼京線大崎延伸、さいたま新都心開業、本庄ワセダ開業、東京モノレール子会社化の時など、全部そう)なのに、高崎問屋町駅開業とsuicaの対応駅拡大で作り直すことにしたらしい。「新前橋〜渋川」「勝田〜日立」「甲府〜韮崎」「新茂原〜大原」「熱海〜伊東」が追加。伊東線なんか大昔から一部直通しているうえに、東海道線の停車駅・所要時間案内に組み込まれているというのに、今まで載っていなかったことのほうが不思議だ。伊豆急の扱いはどうするんだろうと気になっていたのだけど、説明無しでグレーの細い線だけ引かれていた(大月の富士急も)。アズマ線、烏丸線も名前だけ載るようになっている。「宇都宮〜黒磯」は、両毛線水戸線が載っていなかった時代には載っていた気がするんだけど…どういうことだ? 湘南新宿ラインも新線扱いとなり、中央線っぽい色の新しい線が引かれていた。遅延上等のトリッキーなダイヤは分かったから、東海道線京口上りと南武線のダイヤをいい加減なんとか汁。世紀末都市*1住民マジギレ! まぁ、湘新のおかげで平日下りラッシュの品川積み残しは無くなったので、それだけは感謝しているけどね。

*1:役人いわく「音楽のまち」プゲラ