作者都合の為、今日の日記は休載します

ドラクエ8発売後は自主休載が予想されるから先月・今月くらい頑張るかと思ったのに。ネームとか目次のコメントから思うに、この前はFFとパワプロにハマって放り出していたようだし。ひょっとして、今はDQ5やパワプロ決定版にハマっているのか。「チャンス×」じゃねーよ! 冨樫自身は天才型の“センス○”“トーン×”“アベレージヒッター”“人気○”“サボリグゼ”“恋の病”“ラフ画多用”といったところデスネ。
いつも「作者取材」を騙っているのだけど、この間「作者都合」の週があった。何か深い意味があるのかな。「作者取材」は便利な言葉で、本当の取材旅行はもちろん、充電期間や編集部の都合、慶弔など色々考えられると思う。それに比べて「作者都合」というのは、編集部に否は無く作家側が100%悪いと言っている様なもので、なかなか見られない。とりあえず来年一年間、冨樫先生の休載理由の統計でも取ってみようかと思った(w 何年か前までは、各誌とも休載理由は「作者急病」が殆どだったような気がする。当時は月イチなどの弾力的な連載や、作家が描きたい時に載る不定期掲載なんてことはそう無かったし、休む際はきっちり予告したので、文字通り急病(精神が?)か、大人の事情もそういうことにしたのだと思う。柴田亜美が結婚したときなんか、一挙二話三話当たり前に描かされていた作家が三ヶ月も休んだので、当時としては異例の扱いに吃驚したし、編集部と作家の確執による綱引きも相当にあったみたい。現在は、企画モノのページを空けるためにローテーションで休みを割り振ったり、中編終了ごとに充電したり、イベントに作者を召集するために休みを与えたりと、漫画家に優しい世の中になりつつあるのかもしれない。
冨樫や萩原なんかは、いくら漫画家とはいえども、社会人としては最低の部類*1と言える。いつ干されてもおかしくない*2ワケだけど、冨樫は手塚治虫級の鬼才のような気がしてならない。充電期間がタップリあったレベルEはともかく、HUNTER×2は仮に各編を別の主人公にして独立させたとしても、それぞれが他のどの少年漫画よりも面白い*3というのは凄いことデスよ。一応週刊連載だし。気が向いた時にだけペンをとってもらう現状は非常に勿体無いと思う。原作者ならペン入れしなくて済むし、さらに飛び越えて、さくらももこのように直接アニメのシナリオ原案を書けば、ネームを切る必要すらない。冨樫夫婦にも*4ジャンプにも旨みは無いので、ソレは無いだろうけど。ドッジボールやG.I.などの各設定も相当練りこまれているし、ゲーム化くらいはしてください。カードゲームといえば573だろ。

*1:電撃等のオタク誌は、コミケ時には惨憺たる誌面となるので、同人作家は職業人とは呼べないんじゃないかな

*2:萩原は一時期干されていたと思う。最近は出版不況でそうも言ってらんない

*3:ですのーと除く

*4:揃って一生働く必要ない。ジャンプ連載も趣味の一つなんだろう、きっと