たろ〜くん

漫喫でジャンプ単行本とバンチ単行本と最新作をチェック。
たろ〜が「わか゛やまさ〜ん」と言っていたので、結ばれた相手は“はむちゅー仮面”の声優では無くて大山田出版の社長秘書だったことに気付く。正社員としてコミックショーネンの敏腕編集者となってめでたしめでたしだった筈が、何故か離島の学校の先生に。先の連載は全否定? 詳細はまだ触れられていないケドきっとロクなもんじゃない(こせきこうじの構成は)。会社を辞めて(クビ?)若山さんのヒモになりながら大学(二度目)に通って教師になったらしい。いくらなんでも無理あり過ぎ。
改めて通して読むと、前作も前々作も典型的な打切だった。全篇に渡る強引な展開、いかにもバンチな(ジャンプ時代も)しょーもないカタルシスの連続、こせきこうじも彼なりに画力が向上している(前作の女キャラはカワイイ)ことに気付かされる。キャラの描き分けが出来ていないけど…女性陣なんか若山さんと辰巳の婚約者の区別がつかない。
総じて時代遅れ。第三者から視ると本当にお寒いものがあると思う。エンジェルハートや251など、バンチ連載漫画は概ねそんな感じ。こんな作品を載せざるをえない雑誌とそれを望んでいる読者に未来は無さげ。私なんかが嬉々としてチェックしようが雑誌もコミックも買わない読者なわけだし。自分もゲーム等では既に懐古主義の傾向が強いので他人事ではない。