国府津

先月、最終巻が発売されたものを立読した。月ジャンはチェックしていないので、いつの間にか完結していたことに今日気付く。リアル厨房の時に友人がハマって私に貸付け、確かに面白い漫画だなあと当時も感心したのだけど、話運びも刊行ペースも遅いので追わなかった。ディアボイズなんてもっと長期連載でダラダラやっているし(ウニメ化した時にACT2に改題していることに気付いてびびった) 月ジャン月マガを読む気がしないのはまさにその点なのだけど、月刊誌としては売れているんだよなぁこの2誌。
アイルは、ややヒネた俺様主人公とはいえ展開はしっかりジャンプ漫画だし、妙な(鼻につく懐古ではなく心地よい)ノスタルジーと語り口調が味わい深い。二宮、国府津、小田原など、西湘の香りってやつを楽しめる? 実際この地区はのどかで、普段から箱根駅伝で感じる雰囲気そのまんまなので、県民としてはグッとくるモノがある。最終巻で茜が海岸(西湘バイパスの下)で「この町も人も変わっていく」みたいな話をするシーンをみて、長期連載だしなぁとか、キャッツアイにもこんなシーンがあったなぁとか、よくわからないカタルシスを感じた。
それにしてもバスケ漫画の神奈川は現実以上に強豪揃い。柊やヒゲは、花道や藤間様や「要チェックやー」と戦うことになるのか。野球漫画でも海堂とかノゴロー君とかいるし激戦区だNE。究極VS至高のメニュー、早く神奈川編やらないかなぁ。