6月
「都立水商」4巻(小学館・ヤングサンデー)─猪熊しのぶ
モロにサラダ。相変わらず、サンデー読者=軟弱者が好む絵を描いてくれる。王道展開も、アイディアは光るがイマイチ乗り切れないところも、まさしくサンデー。ヤンサンは立読してないし、表紙がバニーさんだからと買ってしまった。そろそろクラブエスカイヤがモデルのお店、出てこないかなぁ?
「のだめカンタービレ」9巻(講談社・KISS)─二ノ宮知子
講談社漫画賞受賞。GREENドラマ化と合わせて、どこの一般書店も平積みプッシュ凄すぎる。7巻からのギアチェンジも漸くフィット。連載ではフランス留学編に突入しているけど、コレがまた面白いんだ。
「メイド イン 王子」(海王社・GUSH)天城れの
耽美を通り越して、やおい本。題名だけで即買い。海王社のコミックス初めて買ったさ。801だけど、そこらの三流漫画より画力も構成もセンスも遥かに上。ヒロインを女にしたら少女漫画で、ヒーローをオタにしたらオタ漫画で、恋愛モノとしてもギャグとしても今すぐ通用しそうだ。この作者が凄いだけかもしれないが、801漫画の層の厚さ恐るべし。
「新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd」2巻(角川書店・ASUKA)GAINAX/林ふみの
世間で評判のエヴァ同人。TV版26話のシンジ君の脳内妄想をGAINAX自らがゲーム&漫画化。幼なじみアスカやレイとカヲル君と学園生活というだけで、エヴァ厨的にはお腹一杯。でも画力をどうにかしてください、本当ヤバイ。