9月上旬

「ARIA」7巻(マッグガーデンブレイド)─天野こずえ

やおい書店五反田店の平台に限定版と並置されていた。限定版が1,600円で、通常版が600円。フィギュア千円が高いか安いかは微妙なところ。幾つか見比べてみたところ、どれも細かな部分の塗り具合が異なる。境目の塗りがはみ出ているブツもあるし、指のように細々とした部分は塗斑を避けようとしたのか、むしろ肌色の染料が濃く溜まっているし。マニヤな人は神経質に選んで買うだろうから、売れ残っているのは粗悪品ばかりという罠。そんなわけで、千円得したと思って*1通常版をうっかり買ってしまった。6巻の時にもう買わないと心に決めていたのにさ。作者は火星の四季を描くという初期のテーマを完全に放棄している。7巻は三度目の春の筈だけれども、萌えキャラのオタ臭い馴れ合い描写しかないし。あと、誰か藍華たんにセミロング激萌えと言ってやってください。ショートカットイクナイ。

*1:つーか600円損している