日本一熱い少年誌「ガンガン」

以下、松崎編集長のインタビューから、エニオタ懐古主義者的に気になる部分を抜粋。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/kiku/news/20041224dde014070048000c.html
“「ドラゴンクエスト」を中心にバラエティーに富んだ少年マンガ誌を目指し91年に創刊しました。ゲームを前面に出したマンガ雑誌として注目されました。小学校高学年から中学生向けのニッチ(すき間)な雑誌として成長したといえます。95年ごろから読者の年齢層が上がり、誌面が特定層の好みに傾いてしまった。けれど、この方向では読者の広がりに限界があることは分かっていました。01年、編集部一丸となって方向転換しました。目標はメジャーな少年マンガ雑誌です。
 −−そんなとき登場したのが荒川弘さんの『鋼の錬金術師』。
 01年夏から連載開始です。アニメが放送された効果もありますが、予想できなかった反響の大きさです。今まで超えられなかった壁を超えさせてくれた。読者層が中学生中心に戻り、部数はこの3年で倍以上になり、読者の幅も広がった。コンテンツの力というのは大きいです。”
なんか、この編集長、文章力無いですね。インタビューを記事におこした毎日の記者が悪いのか。ニッチ雑誌として成長→95年頃からエニオタ化が進むって、編集長ぶっちゃけましたね。それでも、ホサカ・マグ・ガディンには触れず。松崎さん、分裂騒動の時は、そもそも反乱組に声を掛けてもらえなかったとか、編集長抜擢には残留組からも陰で避難されるような*1ダメ編集者というイメージがあるのですが、結果的には成功しているのですから、人を噂で判断するのはよくありません。
最後に現在の部数“38万部”だって! 公称50万部だったような気がしますが、ブーム乗っても実売はこれがやっとのようです。守護月天やハレグゥが支えた時代は15万部程度だったのね。角川系オタ雑誌群・公称20万部の実売が気になります。

*1:全部2ch情報ですので悪しからず