5月

きせかえユカちゃん」6巻(集英社Cookie)─東村アキコ

五月推薦作品。少年ギャグ漫画のノリを兼ね備えた少女漫画で、とても面白い。ただ、この巻から脇キャラ話にシフトし、肝心の“きせかえネタ”急減により面白さが半減。外伝や読切作品で水増しは毎度のことであるが、6巻は本編が2/3しか無いのも残念。

せんせいのお時間」5巻(竹書房・漫画ライフMOMO)─ももせたまみ

無限ループでいい加減マンネリ。もう買わないかも。

ハチミツとクローバー」6巻(集英社YOUNG YOU)─羽海野チカ

YOUNG YOU最新号付録の野宮Ver.カバーも入手。山田さん編が一段落したと思ったらお次は竹本の自分探し編に突入。サブストーリーで引っ張るにしても露骨な水増しが目に余る。いい加減本筋を進めて欲しい(そうすると完結してしまうんだけど)

「青春特急!!電車でGO!学園」(講談社・マガジンZ)─隅井章仁

PS2の「電車でGO! FAINAL」発売に合わせて掲載されたアンソロジー。鉄オタとしてとりあえず購入したけど (│││´Д`)

「学校のおじかん」1巻(集英社・マーガレット)─田島みみ

美少女女子高生が、亡くなった祖父の代わりにボンボン私立高の理事長になるというベタな少女漫画。(付属小なり付属中なり在籍で)ヒロインがもっと幼ければツボだった。

「エマ」4巻(エンターブレインコミックビーム)─森薫

以前推薦した3巻では中弛みを指摘したが、4巻後半からいよいよクライマックスへ。仮に4巻推薦なら150点を超えると思う。上半期一番のお勧め作品。

ヨイコノミライ!」(ファミマ・ドット・コムぺんぎん書房コミックシード)1巻─きづきあきら

鳥イチオシにより購入。オタサークルの暗部をひたすら描くトンでも漫画。ただただイタイ内容で話の全体が見えないので推薦はスルーしたものの、イパンビトが推薦。(反面教師として)倫理の教科書に推薦したい。同作者の既刊も購入したが、そちらもイタイ内容かつ骨のある漫画だった。要チェック作家。

ルサンチマン」(小学館ビッグコミックスピリッツ)1巻─花沢健吾

近未来の日本を舞台に、3DのMMOギャル(エロ)ゲーに没頭するロリ・オタ・ソルジャーのパラサイトシングル三十男を描くオタ漫画。ヨイコノミライを凌駕する痛さ爆発。最高に笑える。

「真月譚 月姫」(メディアワークス月刊コミック電撃大王)1巻─佐々木少年

超有名同人作品の漫画化。イパンビトによると(酷い出来と評判の)アニメ版とは異なりそれなりであるらしい。月姫に関してはキャラ名くらいの知識しか無いものの話題作ということで購入。画力は微妙、一巻だけでは話の内容や世界観はさっぱり分からないし、キャラ設定もオタ臭い。凶津が本作品を五月に推してきたが、現時点では辛い評価となってしまった。ただ、続きは気になるので2巻も買う予定だし、全貌が明かされる2巻以降では評価が変わるかもしれない。

ももいろスウィーティー」(白泉社ヤングアニマル)1巻─ももせたまみ

ももシス時代の勢いは見る影もなし。せんせいのお時間のキャラ設定を変えただけの漫画。もはや固定ファン以外は楽しめないと思う。

「ななはん」(講談社アフタヌーン)1巻─ももせたまみ

同上。

魔法遣いに大切なこと 太陽と風の坂道」(角川書店ドラゴンエイジ)1巻─よしづきくみち

アニメも放映された前作のサイドストーリー。長崎在住の魔法少女を描くちょっといい話。